Delphi用語集

あ行

iOS

iPhoneやiPadなどに用いられるOS。旧称はOS X iPhone及びiPhone OS。

アプリケーション

実行可能なソフトウェアの事で俗語に近く、最近ではアプリケーションを略して「アプリ」と呼ぶ風潮もある。例えば、WordやExcelも広義の意味ではアプリケーションであり、アプリと略す事も出来る。Delphi自体もOSから見れば、「アプリケーション」という事になる。
ややこしいが、Delphiを始めとした開発環境は「アプリを作る為のアプリ」という事になる。
また開発環境(Delphi等)でアプリを作る為のアプリを作る事すら出来る。
簡易的に表現する為に敢えて俗語に近いが、理解しやすい言葉を選んだ。

Andloid

Google社が開発したモバイル用途向けOS。
2005年にAndroid社がGoogle社によって買収した経緯があり、Andoroid社の社名がそのままOS名となっている。
世界で最も人気のあるモバイル用途向けOSでもあり、スマートフォンやタブレット端末向け(Android)、自動車用途向け(Andoroid Auto)、テレビ向け(Andoroid TV)、ウェアラブルデバイス向け(Wear OS)がある。

イベントハンドラ

「イベントハンドラ」とは「イベント(何かしらの動作によって起きた、又は起きる出来事)」の「ハンドル(イベントの動作を操作する為の機能を持つ)」のこと。例えば「ボタンを押したら(ハロー)と表示させたい」とする。それを実現するのが「イベントハンドラ」になる。イベントハンドラはコンポーネントによって複数の種類があり、動作するタイミングや動作の管理が異なったりする。以下の画面がイベントハンドラ。

Windows

Microsoft Windowsはマイクロソフトが開発・販売するOS。
Windowsには多数の商品ラインナップやヴァージョンがあり、大きな特徴としては、CUIを採用したDOS(MS-DOS)の操作の流れを残しつつ、伝統的にGUIを全面的に採用している。

Windows3.1

1994年当時のWindows3.1は一つの独立したOSではなく、DOSと呼ばれるOSの上で動作する。
いわゆるシェルを大きくした様な(DOSから見たら)DOSプログラムの様な形態をとっていた。
今の様な一つのOSとして纏まったのは、Windows3.1の後継となるWindows95になる。

オブジェクト指向

「object-oriented」の日本語訳。
Delphiに限らず、現代のプログラミングに於いては必須の考え方であり、重要なファクター(要素)ともいえる。

か行

開発

ソフトウェア開発とも呼ぶ。
ユーザ(又は開発者自身)の不満(ニーズ)を解決する手段を提供することである。作りたいものとユーザ受けするものは必ずしも一致せず、そこには緻密なニーズの調査と大胆或いはユニークな発想と柔軟な思考が求められる。

開発手法

ソフトウェア開発手法、又はソフトウェア開発方法とも言う。
様々な開発手法があり、ウォーターフォール、プロトタイピング、アジャイル、エクストリーム等がある。時代とともに開発手法は遷移していったが、それぞれに一長一短がある。

画面の設計

ソフトウェアを開発する上で、とても重要な工程でもある。
画面とはコンソールアプリケーションを除く、フォーム(ウインドウ)の設計がそれにあたる。その設計にはプログラミングと同じく明確なルールと基準があり、現在に至るまで既に研究され尽くした感がある。特に操作は3階層(3手)以上深くしてはいけない上に、部品の配置もユーザがコンピュータを操作する接点(マウス、キーボード、タッチディスプレイ等)の配置を考えたうえで画面を設計しないといけない。更にはボタンやリストボックス等の配置位置やどの機能のボタンがどの個所にグルーピング(纏めて配置すること)するかについても重要になる。どんなに優れたコーディングをしたとしても、そのポテンシャルを引き出せる割合が大きく変わってくる。これは専門的に勉強するか、プログラミングと同じく経験を積んで学んでいくしかない。

記述

「ソースコードを書く」とは言わずに、多くの場合「記述する」と表現します。

さ行

C++

Cを拡張したオブジェクト指向言語。
動作も速く、非常に強力で高機能だが、記述は難解で可読性にも劣る。また、その記述の自由性は驚異的でもあり、柔軟性に富む。しかし、その自由度が高すぎるが故に、コーディング(プログラミング)時にはコーディング規約、又はコーディングルールをしっかり決めておかないと、可読性の低さも相まって、後で手痛いしっぺ返しを受ける事になる。それ故に扱う人を非常に選ぶ言語ではある。しかし、扱う事が出来れば、Delphi以上に強力な開発言語である事は間違いない。特にデバイスの制御やOSの深いところを操作する局面では威力を発揮する。製品にはVisual C++(マイクロソフト社)とC++Builder(エンバカデロテクノロジーズ社)が有名どころでもある。

実行時に変更

アプリケーションを実行している時にプロパティ等を変更する事。

ソースコード

ソースと略す事もある。プログラミング(コーディング)作業によって記述された文章(本来であれば適切な表現ではないが)の事を指す。

た行

2WayTool

例えば、一つのVCLコンポーネントをフォームに配置する。そのコンポーネントをコピーし、コードエディタ上にペーストしたとすると、コンポーネントがコードエディタ上にソースコードで表現される。といった具合に、ソースコード上とフォーム上のコンポーネントが密接に連携している。Delphiがデビューした当時は画期的だった。

統合開発環境(IDE)

「Integrated Development Environment」の略。
多くの機能が統合された開発環境(アプリを作る為のアプリ)と考えると分り易いかもしれない。一つの開発環境(アプリケーション)上にコードエディタを始め、コンパイラにデバッガ等、多くの機能が纏まって入っている。現在の多くの有償、無償のIDEは数百の機能が使い切れないほどぎっしりと詰まっている。その為、扱いにはコードエディタより時間が掛かるが、慣れればコードエディタより効率良く開発ができるメリットがある。

動的

プログラミングをするうえで避けて通れない概念。動的があれば静的もある。敢えて語弊のある形で書くと、「能動的」か「受動的」か。「能動的」なのは動的。「受動的」なのは静的、と例える事が出来ると思う。静的な表現は簡単な部類に入る。画面設計時にコンポーネントのプロパティを設定したり、ボタン等のイベントハンドラ(動作実現部)に同じくコンポーネントのプロパティを設定する記述をすればいい。対して、動的とは(開発中のアプリ、例えばメモ帳)実行時に、コンポーネントのボタンをツールバーに追加したい、新しく文書を開くと新しくウインドウを表示して、又はタブを一つ増やしてテキストを開きたい、等。これを大雑把ですが、動的といいます。これが出来るようになると、プログラミングの幅が一気に広まります。

な行

は行

Fire Monkey

DelphiにヴァージョンXE2から搭載されたコンポーネント群の総称。
VCLとは互換性が無く、全く新しい仕様のもの。その特徴はWindows、Linux、MacOS(Mac OS X)、iOS(iPhonやiPod、iPod Touch)、Android(スマートフォン)迄、一つの開発環境で開発出来る。記述はVCLとは勝手が違うが、一つの開発環境で様々なOSやデバイスの開発が出来るのは大きな魅力。

VB(Visual Basic)

Microsoft社が開発したプログラミング言語。
Basic言語を拡張し、Windows向け開発環境としてVisual Basicが誕生した。

VCL

Delphiに搭載されているコンポーネント群の正式名称。「Visual Component Library」の略。
Microsoft Windowsの多くの機能をDelphiアプリケーションから安易に呼び出せるように開発されたもの。VCLはDelphi(Object Pascal)によって記述されている為、例えばプログラムを開発している時、あるVCLの機能を使う(コンポーネントを配置する)だけでなく、そのVCLの奥深くまで入って、その構造をDelphiから閲覧し、VCLの挙動を確かめながら、より強固なアプリケーションを作る。といった面白い開発手法を取る事が出来る。余談にはなるが、.Net Framework(基本クラスライブラリ)はVCLの派生ライブラリである。

ま行

Mac OS X

2000年~2015年迄の間のApple製Computerに搭載されたOSの名称。
初代の名称は「Mac OS X Public Beta (Siam)」、最後の名称は「OS X 10.11 El Capitan」。
後に「X」を取って、「Mac OS」と名称が変わる。

Mac OS

2016年~から現在まで続くApple製Computerに搭載されたOSの名称。
初代の名称は「macOS 10.12 Sierra」である。

や行

ら行

Linux

リーナス・トーバルズによって開発された「Linuxカーネル」を搭載したOSの事。
読み方は「リナックス」、「リヌックス」、「ライナックス」等の読み方があり、公式の読み方は定まっていない。LinuxはUnix系OSの一つとされ、元はPC/AT互換機向けに開発されたが、その後、史上最も多くのハードウェアプラットフォーム向けにリリースされたOSとなる。主にサーバ用途等のOSとして使用される。他用途では携帯電話、テレビ、ハードディスクレコーダ、カーナビゲーションシステムやゲーム機等にも使用される。その一方で、一般ユーザでも容易に使用できる環境が充実してきており、多くのLinux系OSは無償で入手が可能であり、一般用途としてはLinuxサーバを個人でもコンピュータにインストールして使用できる。外部ネットワーク(インターネット)に接続した場合、高度な知識が無ければリスクを伴う。

わ行

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