
【一社研修】組込みソフトウェア基礎研修
概要
本研修では製品開発やソフトウェア開発に携わったことのないプログラミング入門者がコンピューターの基本的な構成とCPU動作を理解し、マイコンを搭載した学習用ボードを使い、周辺機器の制御を学びます。
また、リアルタイムOSを用いて、マルチタスク・プログラミング、リアルタイムOS対応のデバング機能の使い方、タスク設計の考え方を習得する研修となっております。
目的
・アセンブラでマイコン周辺機器を操作するための知識を習得する
・リアルタイムOSを用いたマルチタスクの概念を理解する
・実機 (マイコンボード)を使った演習により、マイコンシステムの構成、動作を理解する
・組込みシステムのプログラミングができる。
1 アセンブラ言語プログラミング
2 C言語による組込みプログラミング
3 リアルタイムOS上でのマルチタスク・プログラミング
・ リアルタイムOS上で動くマルチタスク環境の設計、実装ができる
対象者
・リスキリング
・特に対象は限定しておりません
※組込みソフトウェアの本当に基礎的な部分の内容になりますので、エンジニアだけでなく組込み製品を販売している営業の方にもおすすめです
※C言語の基本的知識がある方は、よりスムーズに理解できます
テキスト
弊社オリジナルテキスト、市販テキスト
基本日数
12日間 ※カスタマイズは可能です
内容
1. アセンブリ言語
1-1 マイコン基礎知識
1-2 環境構築・動作確認
1-3 IDEとICE
1-4 命令セット
1-5 アセンブラ操作
1-6 個人演習
2.組込み
2-1 電子回路の基礎
2-2 デジタル出力回路
2-3 デジタル入力回路
2-4 外部入力割り込み
2-5 タイマ回路
2-6 USB経由でPC画面出力
2-7 アナログ入力回路
2-8 アナログ出力回路
2-9 PWM出力機能
2-10 I2C通信回路
2-11 UART通信回路
2-12 課題開発
3.リアルタイムOS
3-1概要
3-2タスク管理
3-3動機通信機能
3-4割り込み管理機能
3-5メモリプール
3-6時間管理機能
3-7スケジューラー
3-8システムコール
3-9 RTOS演習”
4. 総合制作
研修企画担当より
近年はIoT化が進み、デジタル家電やホームセキュリティなど、身近なあらゆる製品がインターネットにつながるようになりました。AI技術も進化を続け、顔認証システムはスマートフォンや防犯カメラなどで一般的に活用されるようになり、自動運転の自動車の開発も進んでいます。これらのコンピューターで制御される製品には制御システムやソフトウェアの開発が欠かせないことから、組み込みエンジニアの需要は年々増加しています。そのようなニーズの中で組み込みエンジニア、IoTエンジニアにスキル強化を検討されている方向けに本研修をご提供させていただいております。
参考研修
下記のような研修からもソリューション提案をご提供できますので参考までにお知らせいたします。
IoT入門研修
https://www.fullness.co.jp/it_open/3613/iot_intro/?post_id=3613
C++プログラミング基礎研修
https://www.fullness.co.jp/it_open/4299/cplusplus_basic/?post_id=4299
C++プログラミング応用研修
https://www.fullness.co.jp/it_open/6997/cplusplus_advance/?post_id=6997