「動けばいい」から「保守できる」へ。ASP.NET Core の設計を実装で身につける。
研修概要
C# Webアプリケーション実践ハンズオンは、ASP.NET Core を用いた業務Webアプリ開発において、「層ごとの責務の分離」と「チーム開発を前提とした設計・実装」の習得を目標とした実践型研修です。
MVCの基礎からリクエストパラメータ処理・画面遷移制御・レイヤードアーキテクチャ・DIコンテナ・インフラストラクチャ層まで、一気通貫の演習を通じて、フレームワークを「なんとなく使う」段階から脱却した自走できるエンジニアを育成します。
こんな課題を持つ企業におすすめ
開発現場
- Controllerが肥大化して誰も触れないコードベースになっており、業務ロジック・画面制御・データアクセスが一箇所に混在している。
- 画面の都合でDB設計が歪められ、機能追加のたびに想定外の箇所が壊れる繰り返しが続いている。
- DIやMiddlewareの仕組みを理解していないため、エラー発生時の原因調査に過大な工数がかかっている。
- フォームの二重送信などWebアプリ特有のバグが本番で繰り返し発生し、品質と信頼を損なっている。
本研修の到達目標
開発現場
- 1Webアプリケーションの構造を説明できるようになりますASP.NET Core MVC の構成を理解し、Controller / ViewModel / View それぞれの責務を区別して説明できるようになります。
- 2画面遷移を意識した実装ができるようになりますPRGパターンを理解し、二重送信を防ぐ画面遷移を実装できるようになります。
- 3Controllerを肥大化させない設計ができるようになりますController には処理の流れのみを書き、業務処理をService に委譲し、Adapter を用いて層間の変換を行えるようになります。
- 4DIを利用した疎結合な実装ができるようになりますDIコンテナの役割を理解し、Service / Repository を DI で利用できるようになります。
本研修の特長
MVCからレイヤードアーキテクチャまで一貫して学ぶ
MVC基礎で止まらず、Repository・Adapter・Service の分離まで踏み込みます。「動くコード」から「保守できる設計」への転換を、業務システムに近い通し演習で体感させます。大手IT研修会社のコースに多い「基礎止まり」との最大の差別化ポイントです。
「なぜそう書くのか」を徹底的に解説する
DIコンテナ・Middleware・Routing の内部動作まで踏み込み、フレームワークを「なんとなく使う」段階から脱却させます。エラー原因の自己解決力と、チームへの技術説明力を同時に養います。
実務に近い環境・ユースケースで演習する
Windows 11 + WSL2(Ubuntu)+ VSCode + PostgreSQL という実務環境に近い構成で、従業員登録・商品登録といった業務ユースケースを通し演習します。受講後すぐに現場適用できる実践力を提供します。
研修カリキュラム
| 日程 | 章・学習テーマ | 学習内容・習得スキル |
|---|---|---|
| 1日目 | 第1章:ASP.NET Coreの概要 | ASP.NET Core の概要・MVCモデル・技術要素・アプリケーションの構成と起動・プロジェクト構成を学びます。 |
| 第2章:Controllerの基本機能 | Controllerの基本ルール・実装粒度・アクションメソッドの書き方・HTTPリクエストとのマッピングを学びます。 |
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| 第3章:リクエストパラメータ | クエリパラメータ・ルートパラメータ・フォームデータの受け取り方と、Data Annotation を用いたバリデーション実装を学びます。 |
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| 第4章:Razor View Engine | Razor View Engine の概要・View() メソッド・共通ファイルの構成・Razor 構文・タグヘルパーの活用方法を学びます。 |
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| 第5章:リクエスト遷移制御 | リダイレクトレスポンス・PRG(Post/Redirect/Get)パターン・TempData を用いたリダイレクト後のデータ受け渡しを実装します。 |
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| 2日目 | 第6章:モデルとアーキテクチャ | 業務ユースケースに合わせたモデル設計・採用するアーキテクチャの選定・名前空間による構造化を学びます。 |
| 第7章:業務処理を支えるアプリケーション層の要素 | ドメインオブジェクト・Adapter インターフェイス・Repository インターフェイスの役割と実装方法を学びます。 |
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| 第8章:インフラストラクチャ層 | Entity クラス・DbContext・Adapter・Repository の役割と責務を理解し、EF Core(Entity Framework Core)を用いたデータアクセス実装を行います。 |
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| 第9章:業務処理を組み立てるアプリケーション層の要素 | Service の役割と責務・Service インターフェイスの設計・演習対象 Service の実装を行います。 |
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| 第10章:プレゼンテーション(UI)層 | ViewModel・Controller・View の統合実装・DI コンテナへの登録・Middleware の設定を行い、全層を貫く業務アプリを完成させます。 |
必要な受講環境と前提知識
受講環境
本研修は Windows 11 + WSL2(Ubuntu 24.04 LTS)+ Visual Studio Code を使用した実務に近い環境で演習を行います。受講前に以下の環境をご準備ください。
| ホスト OS | Windows 11 |
|---|---|
| Linux 環境 | WSL2(Ubuntu 24.04 LTS)— Linux 操作・演習環境 |
| IDE | Visual Studio Code — プログラム作成・実行 |
| 拡張機能 | C# for Visual Studio Code/C# Dev Kit for Visual Studio Code/C# IDE Extensions for VSCode |
| RDBMS | PostgreSQL 17 — WSL2 上に環境構築 |
| クエリツール | pgAdmin 4 — Windows 11 にインストール |
| Entity Framework Core | Npgsql.EntityFrameworkCore.PostgreSQL(PostgreSQL 用) |
前提知識
- プログラミングの基礎知識:C#を用いた基本的なプログラミング(変数・条件分岐・ループ・クラス・メソッド)ができること。
- オブジェクト指向の基礎:オブジェクト指向プログラミング(クラス・インターフェイス・継承・ポリモーフィズム)の基本を理解していること。
- 基本的なPC・OS操作:Visual Studio Code を使ったコード編集・ターミナル操作ができること。WSL2(Ubuntu)環境での初歩的なコマンド入力に抵抗がないこと。
- Webの基礎知識:HTTPリクエスト・レスポンスの基本的な概念(GETとPOSTの違い・ステータスコード)を理解していること。HTML・CSSの基本的な読み書きができること。
- あると望ましい知識(推奨):リレーショナルデータベース(テーブル・主キー・外部キー)の基本概念とSQLによるCRUD操作の経験。GitHubを使ったリポジトリのクローン・コミット・プッシュなど基本的な操作の経験。
お問い合わせ
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担当者より2営業日以内にご連絡いたします。
