データベースインシデント対応実践ハンズオン

#クラウド・インフラ基盤

データベースインシデント対応実践ハンズオン 属人化を超え、部門横断で対応できる力へ

SQLを直すだけで終わらない、設計から障害対応までの実践力。

Overview

研修概要

データベースインシデント対応実践ハンズオンは、データベースの設計判断からトラブル対応までを実務で活用するための「性能を見据えた設計力」「実行計画・ログを根拠に原因を切り分ける力」の習得を目標とした実践型研修です。

設計判断のトレードオフ、トランザクション・ロック制御、実行計画の読み解き、パラメータチューニング、アンチパターンの見極めまでを一気通貫で提供することで、属人化による対応の停滞を抑制し、開発・保守が連携して障害に対応できる体制を確立させます。

Issues

こんな課題を持つ企業におすすめ

開発現場

  • 特定の「DBに強い人」に設計判断や障害対応が集中し、その人が不在だとDB関連の判断が誰もできなくなる属人化が起きている。
  • インデックス不足・ロック競合・パラメータ設定など、遅いSQLの原因を体系的に切り分ける手順を教わる機会がない。
  • 一見正しいSQL・設計が、データ量の増加や特定条件の組み合わせで突然性能が悪化するアンチパターンを見逃している。
  • ORM(Hibernate、SQLAlchemy、Entity Framework等)を利用した開発で、N+1問題やLazy loadingが原因の性能劣化がDBとアプリの双方から見えにくい。
Goals

本研修の到達目標

For Engineers

開発現場

  • 1性能を見据えた設計判断ができる正規化・非正規化のトレードオフを理解し、将来の事業変化にも耐えるテーブル設計を判断できるようになります。
  • 2実行計画からボトルネックを特定できるEXPLAIN/EXPLAIN ANALYZEの読み方とパラメータチューニングの考え方を身につけ、遅いSQLの原因を切り分けられるようになります。
  • 3調査から改善提案まで実践できるログ・統計情報を用いた原因調査から、開発チームへの改善提案書作成までを一連の流れとして実践できるようになります。
Features

本研修の特長

Feature 01

半年間・全6回のインターバル形式で学びを定着させる

座学で終わらせず、月1回のペースで宿題(インターバル課題)を重ねることで、受講翌日から現場で実行計画を確認する習慣が定着する設計です。

Feature 02

開発・保守混成チームで実践演習を行う

部署を超えたチームで演習を行うことで、障害対応時に必要な共通言語が育ち、開発・保守間の日常的な協業がより円滑になります。

Feature 03

原因調査で終わらせず、改善提案書の作成まで実践する

設計・チューニング・障害対応で得た知見を「使える形」に落とし込むため、調査結果をもとにした改善提案書の作成までを演習に組み込んでいます。

Curriculum

研修カリキュラム

期間:全6回・月1回(半年間) / 使用DB:PostgreSQL 18

日程 章・学習テーマ 学習内容・習得スキル
1日目 設計と実行計画

データベースの内部構造や計算量(Big-O記法)を踏まえた設計判断力を養い、正規化・非正規化のトレードオフとEXPLAINによる処理コストの体感演習を行います。

2日目 トランザクションと同時実行制御

ACID特性・トランザクション分離レベル・MVCCを理解し、悲観的/楽観的ロックやデッドロックの発生原理と回避策を演習形式で習得します。

3日目 実行計画とパラメータチューニング

EXPLAIN/EXPLAIN ANALYZEによる実行計画の読み解き方と、インデックス・パラメータ(shared_buffers、work_mem等)のチューニングを学びます。

4日目 アンチパターンとパフォーマンスモニタリング

「遅いSQLは結果」という視点から設計のアンチパターンを見抜く力を養い、pg_stat_statementsを用いたパフォーマンスモニタリングの手法を習得します。

5日目 ログ分析・複合要因のトラブルシュート

サーバログ・統計情報ビュー(pg_stat_activity等)を用いた複合要因の切り分けと、拡張統計情報・Disk Spillなど高度なトラブルシュートを扱います。

6日目 システム改善フロー・ORMとパフォーマンス

実行計画・ログ分析の総まとめに加え、ORMが引き起こすN+1問題等の観点を学び、開発チームへの改善提案書作成までを実践します。

研修内容のカスタマイズについて 本研修は演習環境としてPostgreSQLを使用していますが、御社で実際にご利用のDBMS(Oracle、SQL Server等)との違いを踏まえた比較解説を加えるなど、御社の開発環境に合わせてカスタマイズした内容での実施も可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
Environment

必要な受講環境と前提知識

受講環境

本研修はオンライン開催(複数拠点からの参加が可能)で、月1回×全6回(半年間)のインターバル形式で実施します。演習環境は事前にご自身のPCへPostgreSQLをインストールしていただきます。

OSWindows 11(コマンドプロンプト等のターミナル使用可)
DBMSPostgreSQL 18(バージョン17以前も可)
クライアントツールpsql(CUIクライアント)、pgAdmin4(GUIクライアント、インストールのみ)
テキストエディタUnicode対応テキストエディタ
ネットワークインターネット接続(事前準備・演習資料ダウンロードに必要)

前提知識

  • SQLの基本操作:SELECT/INSERT/UPDATE/DELETEおよびJOINを実務で使用した経験がある方を想定しています。
  • ITリテラシー:研修前にPostgreSQLの環境構築を自身で行うため、コマンドライン操作等の基本的なITスキルが必要です。
  • DB運用経験:保守経験があり基本的なデータベーススキルをお持ちの方を対象としており、初学者向けには設計されていません。
Contact

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担当者より2営業日以内にご連絡いたします。

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