手元のWindowsから、クラウドへ続くLinuxの基礎を体得する。
研修概要
Linux基礎は、クラウド・インフラ環境でのLinux操作を実務で活用するための「コマンドライン操作」と「サーバー接続・管理スキル」の習得を目標とした実践型研修です。
WSL2(Windows Subsystem for Linux)を活用することで、受講者が普段使いのWindowsPC上でそのままLinux演習環境を構築できます。ファイル操作・プロセス管理・ネットワーク操作・SSH接続・パッケージ管理を一気通貫で提供することで、クラウド移行やコンテナ活用の前提となるLinux基礎力を確立させます。
こんな課題を持つ企業におすすめ
開発現場
- Windowsしか触ったことのないエンジニアにLinux環境を安心して体験させたい。
- 新卒・若手エンジニアにLinuxの基礎を体系的に習得させたい。
- 「なんとなく知っている」レベルのLinux知識が点在しており、体系的に学び直す機会がなく実務で応用できていない。
- Docker・Kubernetesなどのコンテナ研修を受けたが定着しない。Linuxコマンドの基礎知識がないため応用が身につかない。
本研修の到達目標
開発現場
- 1 Linuxの基本構造を説明できるようになります ディストリビューション・カーネル・シェルの関係性を理解し、クラウドサーバーの仕組みを正確に説明できるようになります。
- 2 ファイル・プロセス・パッケージの基本操作ができるようになります ファイル操作・プロセス管理・パッケージ管理・ファイル検索・圧縮解凍など、日常的なLinux作業を自力でこなせるようになります。
- 3 SSH / SCPを利用した安全な操作ができるようになります 公開鍵認証によるSSH接続・ファイル転送を実装し、AWS・Azureなどクラウドサーバーへのリモート操作に移行できる基礎力を身につけます。
本研修の特長
WSL2で環境構築ゼロから即演習
仮想マシンや専用PCを用意する必要はありません。受講者の手元にあるWindows PCにWSL2を使ってLinux環境を構築し、その日からコマンド操作を体験できます。環境構築のハードルをなくすことで、学習本体に集中できる設計です。
クラウド接続まで到達する体系的カリキュラム
ファイル操作・プロセス管理・ネットワーク操作・SSH接続・パッケージ管理まで12章・175ページで体系的に網羅します。「コマンドを知っている」から「クラウドサーバーを操作できる」レベルへ到達させます。
講義と演習を約6〜7割の比率で配分
各コマンドを実際に手を動かして習得できるよう、ハンズオン比率を60〜70%に設定しています。概念理解にとどまらず、実務で即使えるコマンド操作の反射的なスキルを定着させます。
研修カリキュラム
| 日程 | 章・学習テーマ | 学習内容・習得スキル |
|---|---|---|
| 1日目 | 第1章:Linuxの概要 | Linuxの概要・ディストリビューションの種類・WSL2の概要と特徴を理解します。WindowsとLinuxの関係を把握します。 |
| 第2章:Linuxのディレクトリ構成 | Linuxのディレクトリ構成・Windowsとの対応関係・WSLからWindowsファイルへのアクセス方法を習得します。 |
|
| 第3章:Linuxの仕組み | カーネル・シェルの基本構造とそれぞれの役割を理解します。Linuxの基本動作を説明できるようになります。 |
|
| 第4章:Linuxコマンドの全体像 | Linuxコマンドの分類(ファイル操作・プロセス管理・ネットワーク・パッケージ管理・ファイル編集・検索・圧縮・転送)の全体像を把握します。 |
|
| 第5章:ファイル操作 | ls・pwd・cd・mkdir・rmdir・touch・rm・cp・mvコマンドおよびPath(絶対パス・相対パス)を用いたファイル操作を習得します。 |
|
| 第6章:プロセス管理 | ps・top・killコマンドを用いたプロセスの確認・管理を習得します。 |
|
| 第7章:ネットワーク操作 | ping・ip・hostnameコマンドを用いたネットワーク確認・操作を習得します。 |
|
| 2日目 | 第8章:パッケージ管理 | sudo・aptコマンドを用いたパッケージのインストール・更新・削除を習得します。 |
| 第9章:ファイル編集 | nano・catコマンドを用いたテキストファイルの作成・編集・確認を習得します。 |
|
| 第10章:ファイル検索 | findコマンドによるファイル検索・grepコマンドによる文字列検索を習得します。 |
|
| 第11章:ファイル圧縮・解凍 | tarコマンドによるアーカイブ・zip/unzipコマンドによる圧縮・解凍を習得します。 |
|
| 第12章:ファイル転送 | SSH(Secure Shell)の概念・sshコマンドによるリモート接続・scpコマンドによるセキュアなファイル転送を習得します。 |
必要な受講環境と前提知識
受講環境
本研修はWindows PC上のWSL2環境を使用します。受講前にWSL2のインストールが完了していることをご確認ください。
| ホストOS | Windows 11(または Windows 10 バージョン2004以降) |
|---|---|
| Linux環境 | WSL2(Ubuntu 24.04 LTS) |
| IDE | Visual Studio Code(Remote – WSL拡張機能含む) |
| ターミナル | Windows Terminal / PowerShell |
| 管理者権限 | WSLインストールのため、受講者PCの管理者権限が必要です |
前提知識
- PC・Windows基本操作:ファイル操作・エクスプローラー操作など、基本的なPC・Windows操作ができること。
- コマンドプロンプト/PowerShell:コマンドプロンプトまたはPowerShellの基本操作ができること。(推奨)※研修内で解説あり。
お問い合わせ
本研修に関するご質問・お申し込みは、以下のフォームよりお問い合わせください。
担当者より2営業日以内にご連絡いたします。
