サイバーセキュリティ基礎

#サイバーセキュリティ

サイバーセキュリティ基礎 攻撃手法の体験から暗号・ログ対策の基礎まで

「知っている」から「できる」へ。
攻撃を体験し、守りの設計を身につける。

Overview

研修概要

サイバーセキュリティ基礎は、セキュリティ担当者・開発エンジニア・インフラエンジニアを対象に、「攻撃の体験」「暗号化の実装」「ログ設計の理解」の3領域を一気通貫で習得するハンズオン研修です。

IPAが提供するAppGoatによる脆弱性体験、GnuPGを用いた暗号化・デジタル署名演習、各種サーバログの設計・活用演習を2日間で提供することで、インシデント発生前の組織的な対応力と、開発・運用を通じたセキュリティ意識を定着させます。

Issues

こんな課題を持つ企業におすすめ

ビジネス現場

  • セキュリティ研修が座学・スライドで終わり、現場のエンジニアに実践力がついていない。知識として「脆弱性がある」と知っていても、実際に攻撃を体験したことがなく、脆弱なコードを書いても気づけない状態が続いている。
  • インシデントが発生した後に初めてログの不備が判明し、調査・被害範囲の特定に多大なコストが発生している。ログの保存場所・保存期間・時刻同期の設計が事前に整備されていない。
  • 「暗号化している」と報告されるが、共通鍵か公開鍵か、鍵管理はどうなっているか、担当者が説明できない。監査・内部統制上のリスクとして顕在化しつつある。
  • PCI DSSや個人情報保護法の要件(ログ保存期間・暗号化必須)を現場エンジニアが把握しておらず、監査指摘が繰り返されている。
Goals

本研修の到達目標

For Organization

組織への期待効果

  • 1 インシデント発生時の調査・復旧コストの抑制 ログ設計の知識を組織内に展開することで、インシデント発生後に「ログがない」「保存期間が足りない」という事態を防ぎ、被害範囲の特定と事後対応にかかるコストを低減します。
  • 2 法令要件への感度向上による対応コストの抑制 PCI DSSや個人情報保護法にログ保存・暗号化の要件が存在することを現場エンジニアが知ることで、設計・実装の場面で「法令上の義務があるかもしれない」という視点が生まれます。この気づきが、法令確認を自発的に行う組織文化の土台となり、対応コストの抑制につながります。
  • 3 セキュリティ担当者の異動・退職による事業継続リスクの低減 標準ツール(AppGoat・GnuPG)を用いたチーム一括受講により、セキュリティの基礎知識を特定担当者に依存せず組織内に分散させ、属人化リスクを低減します。
Features

本研修の特長

Feature 01

IPA公認ツールで「攻撃側」を体験する

独立行政法人IPAが提供するAppGoatを使い、SQLインジェクション・クロスサイトスクリプティングなどの攻撃を実際に手で試します。「なぜ脆弱性が生まれるか」を体験から理解することで、開発時点から問題に気づく視点が養われます。

Feature 02

暗号化を「説明できる」レベルまで引き上げる

AES・RSA・ECCの概念をGnuPGによる実操作と結びつけて学びます。「暗号化している」という報告にとどまらず、「何を・どの方式で・どう鍵管理しているか」を監査や上位会社に説明できる力を提供します。

Feature 03

攻撃・暗号・ログを一気通貫で設計思想ごと習得

攻撃体験・暗号演習・ログ設計の3モジュールを2日間で構成することで、「点の知識」ではなく「インシデントの入り口から証跡管理まで」を連続した設計思想として習得させます。

Curriculum

研修カリキュラム

期間:2日間 / 使用ツール:AppGoat(IPA提供)、GnuPG

日程 章・学習テーマ 学習内容・習得スキル
1日目 情報セキュリティの基本原則

機密性・完全性・可用性の3要素を理解し、セキュリティ対策の判断軸を習得します。

最新のセキュリティ脅威と攻撃事例

標的型攻撃・ランサムウェア・フィッシングなど現在進行形の脅威と、実際の被害事例から攻撃の傾向を学びます。

攻撃手法と対策

内部・外部リスクの分類と脆弱性の種類を理解し、ファイアウォール設計やゼロトラストセキュリティの考え方を学びます。

サイバー攻撃手法ハンズオン(AppGoat)

IPAが提供するAppGoatを使い、クロスサイトスクリプティング・SQLインジェクションなどの攻撃を実際に体験します。脆弱性の発見・原因の把握・対策手法までを一気通貫で習得します。

2日目 組織のセキュリティ対策

情報漏洩対策・テレワークセキュリティなど、組織運営に直結するセキュリティ施策の全体像を学びます。

情報セキュリティに関する法律の概要

個人情報保護法・PCI DSSなどの法令・規制要件と、現場エンジニアが理解しておくべき実装上の義務を学びます。

暗号化・デジタル署名演習(GnuPG)

AES・RSA・ECCの概念を理解したうえで、GnuPGを使いファイルの暗号化・復号・デジタル署名・検証を実際に操作します。HTTPS通信の仕組みや証明書の役割まで理解を深めます。

研修内容のカスタマイズについて 本研修で使用するAppGoatおよびGnuPGは無料ツールのため、受講者に追加ライセンスコストは発生しません。また使用ツール・演習テーマ・受講レベルについては、御社の開発環境や業種特性に合わせてカスタマイズした内容での実施も可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
Environment

必要な受講環境と前提知識

受講環境

クラウドPC(Windows環境)を使用します。AppGoatはクラウドPC上にインストールし、GnuPGはWindowsターミナルから操作します。受講者ご自身のPCへのインストールが難しい場合も対応可能ですので、事前にご相談ください。

OSWindows(クラウドPCを提供)
ブラウザMozilla Firefox(AppGoat操作に使用)
使用ツール①AppGoat(IPA提供・無料)
使用ツール②GnuPG(オープンソース・無料)
インターネット接続GnuPGインストール等に必要(AppGoat演習環境はオフライン)

前提知識

  • 基本的なIT知識:PCの基本操作、ファイル操作が行えること。
  • コマンドライン操作:GnuPGはWindowsターミナルからのコマンド操作が中心です。未経験の場合は事前にご相談ください。
  • プログラミング・インフラの基礎:Webアプリの概念やサーバの基本的な役割を理解していると、より深く学習できます。必須ではありませんが、開発・インフラ経験のあるエンジニアを対象とした設計です。
Contact

お問い合わせ

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担当者より2営業日以内にご連絡いたします。

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